南北、JSAの非武装化完了
[キム・ヘリン、キム・ウニョン]
南北(韓国と北朝鮮)の軍事当局と在韓国連軍司令部は25日、南北軍事境界線がある板門店の共同警備区域(JSA)から見張り所(GP)、兵力、火器を撤収する作業を完了した。
国防部によると、撤収作業は同日午後1時に終了した。JSAでは26日から南北それぞれ35人の軍人が銃器を携帯せず、共同警備に当たることになる。
JSAの非武装化は、南北が9月の首脳会談に合わせて締結した軍事分野合意書に明記されている。今回の撤収作業は、同合意書の履行において南北によって成し遂げられた。南北と国連軍司令部は26~27日に、撤収が完全に行われたか共同検証を進める。共同検証に続き、JSAの北朝鮮地域に韓国側の見張り所が、韓国地域には北朝鮮側の見張り所が設置される予定。
1976年以降、板門店内に軍事境界線が表示され、混在していた南北の見張り所も分離されたが、JSAを訪れる南北の民間人や外国人は、JSA内の南北両地域を自由に行き来できるようになる見通しだ。
国防部は「南北と国連軍司令部は、JSA非武装化が正常に履行できるよう相互努力する」と明らかにした。
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